稀勢の里の応援はもうやめよう 浮かばれないファンの心の持ち方
稀勢の里の応援には、まだファンとして根性が足りないのか
今日 大相撲九州場所2日目
結びの1番 稀勢の里が妙義龍に敗れた。
二敗目 思わず品のない言葉が出る
あー何やってんだ だめじゃねーか
弱い横綱を見ては、あいつは目がしょぼしょぼしている生気がない 気が小さいんだよなあ
白鵬を見てみろあのふてぶてしさ、あの目つき あれが人を寄せ付けない勝負師の顔だ
頼むよ稀勢の里ぉ
みんなこんな風に思ったのではないだろうか
一方つい先日、10日 フィギュアNHK杯第2日女子フリーの紀平梨花、16歳のトリプルアクセル、完璧な演技で世界を沸かせたところだ。
浅田真央があんなに苦労した技を新星16歳が難なくやってのけた。
やったーすごいぞーすばらしい
16歳の女の子に負けてるぞ稀勢の里。
何なのだろうこの落胆、感動の落差は
阪神タイガースやってくれました また昨シーズンも最下位!
阪神タイガースを揶揄した小話。
ママタイガーとパパタイガーは、子供の親権をめぐって係争中。
裁判官は子タイガーにたずねました。
「きみはパパタイガーと一緒に暮らしたいのかな?」
「いやだ!パパタイガーは、ボクをムチで打つんだもの」
「そうか。じゃあママタイガーと一緒に暮らしたいのかな?」
「いやだ!ママタイガーも、ボクをムチで打つんだもの」
「そうか。じゃあきみは、誰と暮らしたい?」
「ボク、阪神タイガースと一緒に暮らしたい!誰も打たないんだもん」
弱ワッチィ伝統の阪神タイガースに以下のような解説もある。
暗黒期の原因を大まかに言えば、あの輝かしいとされる「85年の日本一」でしょう。
あれは「バックスクリーン3連発」で過激なファンに火がつきそれによる勢いの日本一である為、決してチームの土台はしっかりしていませんでした。ファンの罵声に疲れ果てた安藤監督の跡を継いだ吉田監督は長期ビジョンでチームを強化するつもりだったのですが、あの優勝でそのビジョンは崩れてしまったのです。とくに投手陣の非力ぶりが顕著で決して優勝を続けられる状況ではなかったのです。しかし選手もフロントもファンのバカ騒ぎで調子に乗り、堕落してしまったのです。
選手の方で先に崩れたのは4番の掛布でした。相手若手投手の大した事無い球をよけられず手首にあててしまい、さらにこれでシーズンを棒に振ったことをマスコミに叩かれてヤケ酒に浸り、飲酒運転での事故を起こしてしまったのです。これらによって早期引退を余儀なくされました。三冠王バースも長男の重病での帰国の際緩慢なフロントの不手際でチーム離脱に至りました。これらの穴を岡田や真弓には到底埋められず、特に岡田は私生活での堕落でスキャンダルに巻き込まれて退団しました。期待の助っ人フィルダーも活躍しながらもミスにより怪我したことで退団しメジャーでブレイクしたことは当時の阪神フロントのいい加減ぶりを露呈しています。
そんな状況を抜本から改革したのが野村監督でしたが、結局自身在任の3年間に最下位を脱却することができず、自身が推薦した星野監督に美味しい所を持っていかれたというわけです。ヤクルトを3年で立て直し楽天も2年目で最下位を脱した名監督が3年連続最下位になるほど阪神の環境はひどかったのです................................うんぬん
いろいろタイガースの歴史を紐解いていくとこの類のタイガース暗黒時代の暗く情け無い楽しい話がいっぱい出てくる。
私の友人に熱狂的な阪神ファンがいて、毎年甲子園の観覧固定席を予約確保している。
なんでいつも頑張れないあんな阪神を応援してて面白いのか?と質問すると反対に私を馬鹿にしたような顔をして、本当のファンは勝ち負けなど関係ないの、ただそこにチームがいてくれるだけで幸せなんだ。
と言われてしまった。
思わず納得。いつもいつもガタガタで期待する甲斐もなく、毎回毎回裏切られ悔しい思いをするくらいならテレビを見ないほうがいいとわかっているのについ気になって見てしまう。俺は馬鹿だ もう応援するのはやめようと思うのだけど、どうしても気になる。
もうこうなったら、あの伝統の弱々しいタイガースのファンのように稀勢の里を愛し続けなくてはならない。
稀勢の里と阪神タイガース だめなところも多いが長い歴史の中で一瞬だけでも夢を見させてくれたことがある。その一生分のの感動があるから普段は負け続けても、うだつの上がらないだめな男を思い続ける浮かばれない女房のようになってしまう。でもいいじゃないかそういう日陰のファン人生も。
横綱になっての初の場所、2017年春は、格下を全く寄せ付けない初日から12連勝と好調だった。しかし13日目に日馬富士戦に左肩を負傷。休場の可能性も囁かれたが、左肩に大きなテーピングをして強行出場。しかし土俵入りの柏手の音すら弱々しく聞こえるほどけがの状態は深刻で14日目の鶴竜戦は一方的に寄り切られ、この時点1敗で並んでいた照ノ富士に逆転を許してしまう。
千秋楽には左の二の腕が内出血で大きく黒ずむほどけがが悪化している中で、優勝争い単独トップの照ノ富士との直接対決を迎える。優勝決定戦と合わせて二連勝することが必要な稀勢の里の優勝はほぼ無いと思われたが勝利、続いての優勝決定戦で奇跡的な逆転優勝を決める。新横綱昇進場所優勝を逆転で飾った。日本出身力士の2場所連続優勝となった。
優勝力士インタビューで稀勢の里は「いやもう、自分の力以上に最後は…。本当に諦めないで、最後まで力を出して良かった」と話すと、はばかることなく涙を流した。
Wikipediaから名文引用
これですよこれこの時、もしかしたらこれが一生分の感動かもしれない。これだけの感動を一瞬でも与えてくれた稀勢の里。だから負け続けようと、何があろうと日々の勝ち負けには関係がない俺たちファンがいる。
勝とうが負けようが、いじめられようが大丈夫、成績が出ないことにそんなにがっくりするないちいち気を落とすな
この気持ちは友達どころではない親の気持ちそのものだ。勉強が駄目だろうと学校で馬鹿にされいじめられようと、不良であろうが万引きしようが不純異性交遊で補導されようが、どこまでいってもお前は俺の子供、だからいつでも帰っておいで、と思う親そのものだ。だから安心して。どう思われるかなんて気にしないで自分のことだけを考えて相撲をとればいい。君の君らしい相撲をとればいい。
だけど....................
明日は勝ってね