障害者雇用水増し省庁 軒並み処分せず 何だよこれ
障害者雇用水増し省庁 軒並み処分せず
おいおい嘘だろう あの障害者雇用水増し問題だ。
「意図的な数字操作ではなく、事務上のミスのため」処分は無し
障害者雇用数の不適切計上は3700人もいるのにだ
不正の意図が確認されなかったため、また、組織全体の対応に不備があったためで、職員個人の処分は検討していないとの考えなんだと。処分よりも反省すべきことを反省し、再発防止に向けた取り組みを前に進めていきたいだと
糖尿病を障害者にカウント
死者を含めた退職者を障害者に計上
これの何処が不正の意図が確認されていないと言えるのか 悪質以外の何物でもない
処分なし 処分なし 処分なし
どこからこういう結論が出てくるのだろう
1 事業主に対して、従業員の一定割合(法定雇用率)以上の障害者の雇用を義務付けている。 民間企業:2.2% 国、地方自治体 都道府県2.5%
従業員数に対しこの割合の障害者を雇わなくてはならない。こう決められているがその人数に達することができなければ、1人あたり月50000円 年間600,000円の未達違約金を払うことになる。
ここまでして企業に課題を押し付け締め付けながら、自分たちそれを命ずる公務員はこの体たらく。
この国には信義と責任と言うものが無いのか。
今の世の中の就職環境は好調である
就職面接会はどこも求職者が集まらず閑散としている。参加企業数より、求職者数が少ない状況が続いている。企業は人不足。
しかし障害者向け面接会だけは盛況だ。
参加企業50社に対し200名程度は人が集まる。仕事を求める障害者の方には気の毒であるが、残念ながら障害者の方に対する就職環境は好転していない。何故か?
障害者雇用はそれほど企業側にとって難しいからだ。身体障害者には手すりエレベーターバリアフリー この類の設備の心配りが必要となってくる。知的障害者精神障害者は受け入れる職場全体が障害者一人ひとりに対して理解を示さなくてはならない。差別意識の排除、仕事内容の工夫、指示の仕方 すべてにわたって気配り目配り心配りを施さなくてはならないからだ。時間も金もかかる。
それでも企業は障害者に対して働く場所を提供する役割を果たそうとしてきた。
役所の水増しが発覚した時の驚き、また、今回の処分なし への驚き。
ブラックユーモアの骨頂のような事実。
ひどい話だ、責任を取って懲戒免職、減給、降格などの処分 責任を国民に見えるカタチで表すこととと、すべての障害者の方を中央政府で雇って欲しい。
窓口に来られる障害者手帳を持った方と もしかしたら厚生労働省等の中央官庁に行きエリート障害者になるチャンスだ、と言って情け無い想いと共に笑いあうこともある。不感症のお上に対して犬の遠吠えとは分かっているが