老人甚平 発熱雑談ブログ 就職支援人類

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仕事としての就職支援の事 自分が老人になること 死にゆくこと

仕事としての就職支援の事  自分が老人になること  死にゆくこと


全く久しぶりのブログです

 

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❶老人化  視力問題

 


昨日同い年の女房と眼科に2人揃って行きました  女房はとても軽い白内障  今後進行するにしてもこの病気は簡単な手術で治る病気なので安心安心

問題は私、2ヶ月前から目が急にうまく見えなくなりブログを書くのも辛くなったこと

老人になるとメガネで視力が修正できなくなる領域に入る事を前のブログに書きました

 


さてさて診断は緑内障  急に自覚症状が出た割にはかなり進んでいるらしい

緑内障は神経が働かなくなるので治らない病気  進行をどれだけ停められるかが勝負だけれどそれは今後の推移次第らしい

とりあえず今は専用の目薬をもらって定期的に経過を図るのみ  トホホである

 


ブログを始めてパソコンやスマホとにらめっこしていたからダメになったのかなあ

やっぱり老人化はブログも書くにも支障が出るわい

 

❷今世間が少し騒がしい就職問題


新卒採用から通年採用へ

外国人がどんどん入ってくるようになるのでその影響は

米中貿易摩擦から始まる今後の日本の景気は

などなど

いろいろ感じ書きたいこともあるけれど、

それはもう視力の進行を考えると無理かもわからない

でも

新卒採用にしても中途採用にしても60代の年配者の採用にしても、目の前でやること、準備しておくこと、身に付けておく事は1つだけ。


基本的な文章能力が絶対必要

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エントリーシート、履歴書や職務経歴書などの応募書類、素晴らしくなくてもいいから文章と言うものを書けるようにしておいて欲しい。就職で悩んでる人就職が困難な人思う就職ができない人その人たちはみんな文章能力は基本レベル以下である。

 


窓口で相談していると、その人の生活ぶり考え方  仕事能力  将来性いいものを持ってる人はいっぱいいる

だけど応募書類作成で、基本的な表現ができない、文章としてまとまらないとそれでアウトになってしまう

 


言っておくが私の文章作成能力は標準平凡レベルである。そのレベルの話であるが、みんな良い素材を持っているのにそれを表現することができないのは惜しい。文章教室ではないので最後は仕方なく私が文章としてまとめてあげてこういう風に書き直したらというところまでやってしまう

 


27歳女性正社員希望者の書類添削で

図らずも何回も転職を重ねてきましたが今後は..........という文章を書いてあげたが

質問を受けた

どうしたらこの「図らずも」という言葉遣いができるようになるのですか?

これには答えようがない


本当はこれは就職支援にはならないのだけれど、各人に望む対策は1つだけ


もっと映像ではなく本を読む新聞を読む小説を読むなど活字を読み解くことに親しんで欲しい


❸お墓の話

 


女房と一緒にお墓を見に行くことにしているお墓の計画。私は長男だが家を飛び出して実家は弟がついているので、お墓は自分で作らねばならない。

遺灰を山や海に捨てる今流行の樹木葬程度で私はいいと思うのだが女房は娘や息子にお参りに来てもらい会う場所が欲しいと宣う。

 


生きものである人間は皆100%死ぬのだからお墓ばっかり作っていたら限られた面積の地球上は墓ばかりになってしまう  そんなことでいいのか?という道理は目の前の女房には伝わらないらしい

困ったなぁ安いお墓でも見に行こうか  これが昨今の夫婦生活


安楽死

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愛犬withがまだ生きている

年末のブログで可愛がっていた14歳のゴールデンレトリバーがもうすぐ死ぬと書いた。

ところがもう5月が来るというのに実はまだ生きている

 


足腰弱く寝たきり  目やにが多く出る

おしっこうんちは庭に抱きかかえて出すことが間に合わない時は垂れ流し

骨と皮といわれるが、今は本当に痩せ衰え

がい骨標本のようになっている

 


ここまでして生きなくてはならないのか?

本人いや本犬は、こんなに体が不自由でもう寝たきりが半年以上1年近く続いているが

もう死にたいよーとは思っていないのだろうか?寿命を全うさせてやりたいと思っているが、私だったら注射を打ってもらって安楽死を望むがなぁとつい思ってしまう

 


日本安楽死法制化推進協会?メンバーの私としては愛犬のこの姿を見るたび  また

お世話をする人、介護をする人の苦労が偲ばれるため、日本にも倫理ある安楽死が許されればいいなぁと思っている


人生100年時代とか言って喜んでていいの

ヨボヨボの人間ばかりが増えてどうする

元気で働けるうちは100年でも200年でも生きればいい

でも足腰が弱くなり目も見えなくなり頭もおかしくなってそれでも長く生きたいですか?


本当にみんなお世話になったねありがとう

ではジイちゃん逝くからね  と注射を1本

さようなら

少子高齢化少子化は片付かないけれど

高齢化のほうはこの政策で少しは片付いて行くと思うのだけれどなぁ


こういう人間に限って自分が病気をすると大騒ぎしてもう少し長生きしたいもう少し長生きしたいと糞尿垂れ流しながらでも思うのだろうか  そういう気がしないでもないところが情けない

桜咲く こんな男の子が今の日本にいることを知って欲しい!

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おはようございます

就職支援の甚平です

 

子供の貧困と言われるけれど こんなに辛い目をした若者と実際に出会ったことに驚き、

しっかり自立をしてくれた事に安堵し、

その子のこれからのことを思うととてもうれしく明るくなる そんな出会いがありました。

 相談窓口から、桜舞う季節にあわせ、小さなひとつの人生が始まった。

 

 

2月 17歳の男の子が疲れた顔で就職の相談窓口にやってきた。

「仕事がしたくて、 何回も応募しているけれど どこの会社も僕を雇ってくれません
やっぱり僕の 中卒と言う学歴がダメなんでしょうか」


話によると中学校卒業以来、仕事はラーメン店やコンビニのパートの経験のみ


相談デスクではしっかりと受け答えもできハキハキしている性格なので、採用まで至らないのが不思議でもったいない気がする。


正社員になりたくて応募はするものの、なかなか応募書類が通過しない。
たまに面接に呼ばれても、会社からなぜ中卒、今まで何していたのと問い詰められているような気がしてうまく応えられないようだ。


そのうちにぽつりぽつりと語ってくれた。それはとても理解の度合いを越えていた。


「自分は、母子家庭の子供、お母さんによると父は競馬やお酒でほとんど収入もなく僕の小さいころに家を離れていったらしい。 

父の記憶は消えました。

 


そのうち、お母さんが精神病になって、僕は 小学校 中学校のほとんどを施設で暮らしました。 そんな環境だったので勉強とか進学とか 考えた事はありません。 でも自分で生きていくため 、仕事がしたいんです」

この男の子、 父がいて母がいる そんな当たり前の環境の友だちばかりに囲まれてきた。

羨ましい、情けない、恥ずかしいという気持ちで、可能な限り自分の境遇は話さないようにしてきたと言う。


話してもつらくなるだけ、ましてや会社の面接でそんな境遇を一切語ろうとはしなかったことがわかった 。

 

 

この子が就職につながる道はとても簡単だった。

 

少年と相談、そしてすぐ理解してくれた。


次の応募では、今までたどってきたその環境は自分の責任ではないのだから ありのままを話す事、
言いにくいだろうけれど、父の事、母の病気の事、施設の事もすべて話すこと、
そしてだからこそ自分はしっかり働いて生きるためのお金が欲しい事まで、話すこと。

 

その前に、書類応募の段階からそのことを記すること。



結果までは速かった。


もともと しっかりと生きてきた子供なのですぐに食品工場のライン 正社員の仕事が決まった。

 

この4月から、年上の高卒の後輩も迎えることになり、生産の仕事に明るく取り組んでいる彼の姿がある。 


仕事はどう?と職場フォロー巡回の時に聞いてみた。
真っ白な粉まみれになりますがとても頑張れます。これからお母さんの病気も直してあげたいと思っています。僕はお母さんの病気を治すんです。

お母さんの病気は難しい病気ではあるが、

この息子なら、必ずお母さんの病気は治せると確信できた。

 

またひとり、日本でひとりの若者が、令和の時代に、仕事を、人生を、始めた。

 

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障害者雇用がヤバくてすみませんと謝って欲しい

 

本年  中央官庁も地方行政も障害者雇用の求人が花盛り

 

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公務員採用で障害者専用の求人募集が一斉に進行中。

今応募中、または既に内定をもらった障害者の方もいる。

全体像をつかめないが昨年の4-5倍は求人が出ているのではないか?

中央官庁ではほぼ終了、県や市町村の職員募集は今 盛りである。

 

障害者にとっては近年めったにない大量採用のチャンスとなった。


ご存じだろうが中央省庁が障害者雇用の実数を水増ししていた事件、本年年度末にかけて何とか数字だけでも作らなければならないと障害者専用の求人が大量に出回ることになった。

昨年4月より従業員数で民間企業は2.2%  国や地方公共団体は2.5%の障害者の方を雇わなくてはならないとパーセンテージがかさ上げされた。

音頭を取ったのは厚生労働省

民間企業は数字未達の場合は罰則規定もあるので何とか障害者を雇い雇用率に近づけようと必死でやってきた。

しかし当の中央官庁が実数を水増し嘘の申告していた事件


その反動のつじつま合わせで 公務員の障害者求人が花盛りになったのだ。なかなかこれといった仕事に就けなかった障害者にも求人も多くなりチャンスとなっている。

 

 

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でもちょっと待てこれはやばいぞ   実は一体誰が責任を?

 


という問題が隠されていた。


ある地方公共団体の地域幹部の人がひどく憤慨していた。

甚平さんこれはひどいよ   こんなことを今やっている やらされていると明かしてくれた。


中央から 県から 市町村の   各 人事上層ルートから 一斉に障害者の採用数が割り当てられたのだ。その地域幹部の部署の割り当て数は6名。

 

部署として6名何とか確保 採用しろとの数値目標だけ。こういう調子で各地の各部署ごとに数字が細く割り当てられた一覧があった。


正職員ではなく契約やパート、嘱託や臨時職員での募集、賃金は最低賃金+ α。

 


それはまだいい、問題は  問題は 仕事がないこと!

 

 

何も仕事がない!人を必要としていないところに何名採用せよとのお達し。

これは誰がどう考えてもひどい話。税金を使って人を採用する、採用した人には実は仕事がない、障害者はただでさえ職場で理解と支援を必要としているのに、その視点から管理支援する   ノウハウもなし、人もいない。

採用したあと、一体どうするのか!

誰か謝って欲しい。

 


かの地域幹部の方 談

ウチは6名採れと言われているが、身体障害者の為のエレベーターも手すりもない!

精神障害者に対する扱い配慮も分からない!

実は一斉に沢山の応募が殺到したので求人はすでに取消し 締め切った。

 


なんとか2名分の仕事は見つけるが、あとは良い人がいなかった事にして数字未達で上に報告する予定、責任の取れない採用はできない、しないと決めた    ようである。

なんと公務員らしからぬ勇気に感動、反対にあとあと差別的評価を受けるようにならないかこちらが心配になる程。

 
それを踏まえた上で障害者の皆さん チャンスを活かし近くへ来て下さい。

 

 

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こんな力学で今、障害者雇用が動いている。

決して穏やかな話ではないが、それを覚悟して入り込むこともひとつの選択と思う。

いや入り込んで来て欲しい。

 


なぜなら、障害を持っている皆さんがどんどん いろんな職場に入ってくれないと、いつまでたっても、健常者と障害者が一緒に働く、一緒に同じ時間 同じ空間を過ごすという当たり前の事が実現しないから。

 

どんどんとそんなノーマライゼーション社会があちこちで当たり前のように見られる事、

初めは互いに違和感を感じても、必ずそれは雰囲気となり当たり前にそこにある空気となる。  待っています、障害を持つ皆さんを。