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横道世之介の後 蛇にピアスを見、落胆 来月 続 横道世之介で気分転換するぞ

 

横道世之介の後 蛇にピアスを見、落胆 

来月 続 横道世之介で気分転換するぞ

 


全く世の中から遅れているが

正月にDVDで横道世之介という映画を見た。

何も期待せずみたがこれがまた素敵な映画であった。

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横道世之介

のらりくらりの平凡な大学生と清純 脳天気なお嬢様との恋

2人の役は、高良健吾吉高由里子

こののらりくらり大学生が、就職支援の仕事をなりわいとしている私から見て、典型的な就職困難者になりそうな人間。でもそんなことには悩まないお人好しのホンワカした人間振りがとっても気持ちを和らげてくれる。

 


片や、お嬢さん役 吉高由里子

ごめんねこの人のことも知らなかった。

これがまた衝撃的に素敵でかわいいヒロインなんだよねーこれが。

 


何かの縁であろうか

偶然にもたまたま見かけたTwitterである女の人が以下のようにつぶやいていた。

 


ブスだから大衆的になってしまったら埋れてしまうと考えてサブカルチャーにハマるし、地味だからせめて格好だけでも目立とうと奇抜な服を身に纏うのよ……………しかもそれが無意識の内に行われているのだからこわいのよね………。その点でやっぱり吉高由里子は私の最大の敵なんだと思うのよね...............,

 


ブスっ子の女性の対極にいる人という評価を受けている吉高由里子。同感したらこのつぶやいた女の人にしばかれそうであるが本当に同感同感。とにかく清純でかわいい。

 


1番の感動シーンは初雪が積もりつつある時の初めてのキスシーン。こんな素敵な感情いっぱい喜びいっぱいのキスシーンはお目にかかったことがない。カメラワークも面白い。本当にまだ見てなくてお暇な人は絶対に見て欲しいですね。

 


これを読んでいる数少ない皆様方も、彼女とまたは彼と、(それが必ずしも今の女房と夫とは限らないが....)と恋愛をして初めてキスをした時の唇の感触を思い出してほしい。相手が高良健吾吉高由里子であろうとなかろうと、美男美女であろうとなかろうと、ウヒヒと舞い上がる気持ちが本当によく描かれている映画であった。

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あまりに感動したので調べてみたら

この2人が初めて共演したと言う蛇にピアスと言う映画があった。

芥川賞受賞の同名原作を世界的演出家の蜷川幸雄が監督した映画。

 


すみません。この映画のことも知らなかった。本当に世の中から遅れて何も知らないのに映画の感想を描くと言うのもおこがましいが、素直な感情の動きなのでお許しあれ。

 


もうただびっくり、なにこれー!という感じであった。

ヒロイン役吉高由里子の愛と絶望の日々を描く恋愛ストーリーであるが、SMチックな濡れ場シーンや舌にピアスを入れたり刺青を彫ったりするバイオレンスなシーンがてんこ盛り。

恋人役の高良健吾も、あの横道世之介のほんわかムードのかけらもないような役を演じていた。誤解のないようにお伝えするとこの蛇にピアスの映画もとても荒っぽい題材が目立ってしまうが、純粋な愛を描いたいい映画であると思う。

 


ただただ大きな失敗は、見る順番が逆さであったこと これに尽きる。

蛇にピアスは2008年封切り

横道世之介は2013年封切り

 


この順番通りに見ておけばよかったものを

逆さに見たからおかしなことになった。

 


高良健吾吉高由里子

横道世之介映画の清純なほんわかしたイメージが総崩れ

蛇にピアスは落ち着いた気持ちで鑑賞するどころではなく、あの2人がなぜこうも堕ちた道に入ってしまったんだろうと............

 

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別にストーリーがつながっている訳ではないんだけれど年寄りの私にはいちどこびりついたイメージがなかなか切り替えできないのでありました。

 


そんなこんなで正月と言うのにモヤモヤしていたら、

来月   単行本で   続  横道世之介が出版されると聞いた。

よしこれだ、この本を読んで、また純粋ほんわかの 高良健吾吉高由里子横道世之介ワールドへの回帰を図ろう。 

 


(余談   蛇にピアスのバイオレンス性描写も決して嫌いなわけではなく、この映画を見た後、古くなった女房に、お前もいちど後から手を縛り上げてやろうか、と言ったら思いっきり軽蔑の眼で見られた   そういうこともあり、

私は蛇にピアスの映画が好きになれない)