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芥川賞が上田岳弘さんに決定 古市憲寿さん落選で安楽死法制化は遠く!

 

芥川賞が上田岳弘さんに決定 古市憲寿さん落選で安楽死法制化は遠く! 古市憲寿芥川賞を受賞したら これを踏み台に安楽死をまじで法制化を!と思っていた

 

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社会学者ならぬコメンテーターの古市憲寿が今日夕方、芥川賞受賞を逃した ! 

 


日本文学振興会は16日夜、第160回芥川賞直木賞受賞作を発表した。

 


歯に衣着せぬ物言いで登場した古市憲寿

今日の芥川賞選定で受賞するやもしれぬと騒がれていた。

 


すかっと爽やか むかつく あいつが芥川賞受賞なら訳が分からない  日本文壇会もこれで崩壊とか    いろいろ騒がれてはいた   が、

 


気にしていたのは古市憲寿が書いた芥川賞候補作

 

「平成くん  さようなら」で描かれた安楽死!が気になっていた

 


平成と言う時代が4月末までと最期が決まっていることから  人間も最期が決まっていたらどう感じるか振る舞うか?がテーマになっている

 


この際安楽死と言うものに真正面から取り組んでこの際  合法化しようじゃないか

 


安楽死が合法化されている国がある

 

韓国 オーストラリア  ルクセンブルク   スイス   オランダ  ベルギー

もちろん簡単には安楽死させてはくれずハードルは高いが   一応一定の基準のもとに安楽死が許される国だ。

 


自分の父母が死に 、老人になって次は自分の番だと思う時、自分がどういう死に方をするのかが気になってくる。

 


不二の病の苦しみから逃れたい

長期にわたる患いで本人も家族も疲れた

もう足腰も立たなくなって体力もゼロ  もういいんじゃないかと思ってくる

いつまでダラダラ生きているの?あとがつかえているよと、80歳のおばあさんが104歳のお母さんの看病をしながら.......思ってしまう

 


日本は世界一の長寿社会

このままいくと  いやもうすでに老人ばかりの国になっているが

 

長寿=おめでたい  のだろうか?

 


100歳まで生きピンピンコロリが理想です

と うまくいくのだろうか?

 


日本人の平均寿命は女性が87歳男性が81歳

健康寿命も女性75歳男性で72歳

両方とも伸びている 

これは医療の発達もしかり、ランニングやウォーキング そして全国各地で流行る健康体操の

おかげであろう。

みんな最後まで健康であることを願ってがんばっている。

 

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ところがである 医学のデータによると

平均寿命マイナス健康寿命の期間

死に至るまでの不健康期間も伸びている。

 


日々頑張って体力を維持し健康的な生活を送っても、

 

不健康と感じる時期の先送りをしているに過ぎない。

 


一生懸命時間とお金を使って

最後まで健康、最終末はピンピンころりを狙っても、その死に方は宝くじのようなもの

PPTとはいかない

 

 

 

足腰が立たなくなる  寝たきりになる   排泄ができなくなる   ものを噛んで食べられなくなる  体中あちこちが痛くなる  よだれが止まらない

無理矢理食べても栄養として体が吸収しない  ものも飲み込めなくなる  目はかすみ目やにだらけになる  そしておまけに痴呆がセットされる。

健康期間が終わって死に至るまでの不健康期間は大体こんな生き様になるという。

いま その健康エネルギーが切れて死に至るまでの無様な期間は 女性 12年  男  9年間 かなり長い期間だ。この長い期間に耐えられますか?

耐えたいですか?

 


80歳を過ぎた  

ガンになった  痛みは薬で何とか抑えてくれている  でも放射線薬物療法をいっぱいしてもらっても余命は短いと医者から宣告されている。

死んだ後の事の整理の仕方を周りのものに書き残し説明して、家族友人をベッドに集めてもらう。一人ひとりにお別れの挨拶をしてみんなありがとうお世話になったねさようならありがとうと伝えた後、注射を1本、眠るように旅立つ。

 
こんな死に方をしようではないか!

 


老人がみんな100歳まで生きてても死に至るまでの不健康寿命が長くなるだけ。なら、

社会保障費用が莫大にかかり 本人も 介護する周りのものも  疲弊してしまう不健康老人ばかりの空回り長寿社会は誰のためにもならない。

 


のんきに長寿万歳なんて言っている場合ではない!

 

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古市憲寿が  「 平成くん   さようなら」で安楽死を取り上げたことに便乗して、本当の健やかな死に方を目指す安楽死を法制化する道を

そろそろ起こそうではないか。そのためにもその機運として芥川賞は取って欲しかったのだが・・・・・・残念 安楽死は遠のいた