偶然にも安楽死をやってみた! 案外 ここちいいものであった
日本は世界一の長寿社会 でも本当にいいの? 今の日本を救うのは安楽死かも?
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自宅の廊下で、ドスッと鈍い大きな音がした。女房が駆けつけてくると、私が体を横たえて動きがない。大きな声で私を呼ぶも意識がなく全く反応しない。
救急車呼ぼうか? 救急車呼んでいい?
と何度も声をかけたが私は身動きもせずただただ倒れているだけ。
女房はわなわな震えながら、ああ 私たちはこんな形でお別れをするんだ。こんなお別れになるんだ・・・・と思い続けていたそうな。
2 、3分も経ったのだろうか?
もおう!救急車 呼ぶよ! という声がかすかに聞こえてきた。呼ばなくていい と返事ができた。
家中は大騒ぎ、かかりつけの医者の紹介状をとって大学病院のMRIの検査まで行かされた。原因は不明 大事には至らず。 私はただの貧血だったと確信しているが、あれはまさに死そのものを垣間見た気がした。
突然シャッターが降りてきて世界が真っ黒になる。心も意識も感情も時間も何もかも途切れる。意識が戻って、、死ぬと言う事は多分ああいう事なんだなと理解した。
やってみてわかったこと。あれこそが般若心経の無の世界。痛みも心残りも悩みも苦しさも何もない。でもそれは、瞑想を超えた かなり心地よいものであった。
急に死ぬと引継ぎができていないので残されたものはかなり困ることになる。が、これが計画的にできたなら、安楽死と呼べるのではないか。
長生きは本当に良いことなのか?
日本は今 世界一の長寿大国 女87 男は81歳が平均寿命。
反面 子供が生まれず、私たちは今 有史始まって以来の日本の人口の頂点に遭遇し、下降局面を体験していく事になる。
その中で老人だけが生きながらえて、高齢化率はうなぎ登り。現在は3割、40年後には4割が65歳以上の老人。
昭和25年には1人の高齢者に対して10人の現役世代がいた。
今は1.9人で1人を支え 40年後にはたった1.2人で1人の老人を支える。
社会保障が破綻しないわけがない。
それでも食事やウォーキング 健康体操に気を配って誰でもずっと健康で長生きをしたいのが人の常。
努力の甲斐があって今、自分が健康だと感じる健康寿命は女75歳男72歳くらいまで伸びてきた。
でも実は健康寿命の伸びより平均寿命の伸びの方が大きいというデータがある。
これは何を意味するか?
健康を失って死に至るまでの不健康期間はまだまだ長いとうことだ。
不健康期間とは、歩けなくなる ものが噛めない 飲み込めない トイレ 風呂 食事もひとりではできなくなる。
目が見えなくなる 排泄はおむつ 意識がなくなる 自分の意思が伝えられなくなる。
病気の痛みもあるだろう。
健康寿命と平均寿命の一致が急死・ピンピンコロリであるが、それとは程遠い苦しみの期間がとてつもなく長い。みんなだんだんとじわじわとゆっくり死んでいくのだ。
こんな高齢化 長寿社会が喜べますか?
解決策として安楽死はどうであろう
自分の意思通りの身動きが取れない 息も苦しい 食事も喉を通らない 意思疎通も難しくなってきた。痛みもある。
妻 兄弟 子供 孫たちを呼んでもらう 涙の挨拶。
みんな本当にありがとう お世話になったねおじいちゃんは幸せでした。
じゃあ みんな元気でね さようなら
. ∧∧
(〃・ω・)
(_⊃⊃───+♡+┐
君と出会えた事は│
┌+♡+───────┘
│とっても幸せだったよ
└───────+♡+┐
長い間│
┌+♡+───── ∧∧
│ 有難う (・ω・〃)
└──────+♡+⊂⊂)
注射を一本打ってもらう そのまま眠るように逝く。苦しまず 介護で迷惑をかけず 短い期間で これぞ安楽死。
オランダ スイス ベルギー ルクセンブルクのように安楽死の合法化をしたい。
平均寿命は短くなるかもしれないがなかなかよろしい死に方じゃありませんか?
もちろん寝たきりであろうと食事も排泄もできない状況であろうとも、それでも生きたい人 生かせたい人は選択は自由であることが鉄則。
安楽死が許されると
苦しまずに死ねるのはもちろん
自分で死ぬタイミングが選べる
みんなに落ち着いたお別れができる
諸々の引継ぎや準備が完璧にできる
介護で家族に迷惑をかけずに済む
医療費 社会保障費も削減できる
日本が活力が戻り若返る
自然に帰ればいいと思う。
生命・生物というものは大人になって子供を残すと死ぬようにプログラムされている。
人間の子供は成長までに時間がかかるのでそれを見積もっても 二十歳で子供を生んで成人まで面倒を見る。もともとは40歳超で死ぬようにプログラムされていたのではないか?
それを考えるとあまり命を延ばすための医療の小細工を加えない事も道理かもしれない。
日本は今から大きく少子高齢化のひずみが出てくる。その一片の高齢化の対策で 希望者には安楽死をのチョイスがあっても良いのではないか?
安楽死を言い出すと 老人を殺す政策だ、命への尊厳がない 人口ウェイト最大の老人の票が取れず選挙にならないものだから
安楽死は話題にされてこなかった。しかし
自分が無になる という事をいつかは覚悟しなければならない。突然シャッターが下りる。そこは全くの無、痛みも苦しみも悩みも怖れも何もない、考える主体の自分もない。
考えようによっては なかなかいいものですよ。
日本の輝く未来のために 安楽死を合法化!よろしいのではないでしょうか。
ゴールが見えるようになれば それまでは、
思いっきり働く
思いっきり遊ぶ
思いっきり前進する
若者に負担のないように世代を引き継ぎ
悔いのない人生を謳歌したい。