老人甚平 発熱雑談ブログ 就職支援人類

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娘の下着騒動

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娘の下着には、まいりました


横浜に単身赴任中 上の娘(当時 二十歳)が専門学校に通うのに都合がいいと勝手に私のアパートに転がり込んできた。単身生活も謳歌してみるのもいいなと、思っていたところに騒々しい娘が介入してくる事になってしまった。
仕方なく ひと部屋与える代わりに、夕食作りと洗濯を任せる事を条件に、オヤジと娘の奇妙な暮らしが始まった。

この娘がまたよく出来た娘で、適当な夕食作りと適当な洗濯はまだマシ。問題は、ほぼ整理整頓という概念とは無縁の生活である事。娘の部屋から上着や下着を含む衣服や雑誌 書類 小物 文具等 ありとあらゆるものが混ざり合って、ゴミ山のように部屋の仕切りを超えて小さな共用部分のリビングに侵出してくる。あまりに管理不可能でこころ乱すものを自分の視界に入れたくないので、都度、足で蹴るように娘の部屋に押し戻していたことを覚えている。


ある日、下着を着替えようとすると、パンツがない。「おい お父さんのの着替えのパンツがないぞ どうした?」と言うと、「洗濯するのを忘れてた どうしよう」 見ると洗濯機の横には洗濯物の山。
「なぜちゃんと洗濯ぐらいできないんだ  約束だろう、会社にいけないじゃないか」と責める。
次に間髪入れず娘が言った言葉に啞然、「ごめんなさい  今日は私のパンツを履いて行って どれにする?」・・どれにすると持ってきたものは青 黄色 オレンジ 白 色とりどり。赤色さえなかったが私の顔が赤くなってしまった。
見目麗しい訳ではないが、一応 娘も二十歳の女性、
はたちの女の子が言う言葉か・・・・・・・・お父さんに自分の下着をはくのをすすめる娘がどこにいる。

会社に行ってこの話をしたら、皆、大笑い。
上司が涙をこらえながら
「ところでお前、まさか今日、その娘のパンツを履いてきたのじゃないだろうな」
「そんなこと、するわけないじゃないですか、ちゃんと昨日の自分のパンツを裏返しにして履いてきました・・・・・・」
男たるもの、いざとなればパンツは 表と裏返し、前と後ろを逆にしてはく事で四日間は持ちこたえる事もできる。…余談です。

さて今思えば、当時お父さんの下着が不潔と洗濯機での洗濯も別々にする、または手で触れることを嫌がり箸でつまむ娘がいたそうな。それを思えば、ちょっと変人ではあるが うるさい親父と一緒に暮らしてくれた ありがたい娘である。