仕事ってみんな 雑用だ 採用への言葉ベスト
仕事ってみんな 雑用だと思っています。
面接でうなった言葉、採用につながった言葉ベスト
これを一つ一つ思い出し書き留めていこう。採用の場だけではなく、その人の人生を象徴する その人の生き様 そのもの言葉。参考にしてほしい。
みんな一つ一つが実際の個別の相談の場でぽろっと出た しかし本質をついた言葉ばかりである。
ある女性が相談室に入ってきた
不採用通知が来ました。
自分ではうまくいってると思っていましたが駄目でした。でもなぜ駄目だったのかが知りたいんです。会社に電話してその訳を聞いてもらえませんか? 今後の参考にもしたいですし。
そういう事はあまりしないけれど向こうの採用担当者を知らないわけでもないから、電話して確認してあげることにした。
「あー〇〇さんですね ちょっと待ってください .........えー 確かにウチを受けられて僕と面接をしているんですけれど.......ごめんなさいこの方、どんな人だったか何も覚えてないんです」という回答。
要するに何も印象が残っていない。これでは不採用になるわな。
面接官は1日に何人も面接をする。その中で印象深いこれはと思う人を選んで採用するが、その他の人は結局何も印象がない、何も面接官に対して印象付けられていないという事だろう。
面接の場で面接官を唸らせた言葉。
採用につながった印象深い言葉ベスト。
①事務志望の女性。
仕事って雑用だと思っています。
これまでも事務として仕事をしてきました。もちろんパソコン仕事や一般事務もやりますが、私の仕事は雑用だと思っています。
シュレッダーにゴミを溜めない。
コピー用紙はいつも補充されている。
ポットにいつもお湯がある。
小さなことですがこれがいつもできていることによって 他のスタッフの皆さんの手を止めないこと、そう思って小さなことに気をつけています。
仕事って雑用で支えているものだと思います。この雑用を見逃さずしっかりやっていきたいんです。
大手企業の出先営業所の事務の正社員募集。
事務は女性ばかりでパソコンは必須、庶務 経理関係から営業事務までこなさなくてはならない。他の応募者は経理経験や事務歴何年 パソコンはタッチタイピングができます と今までの経歴での事務仕事のPRをしたが この人だけがとても細やかな雑務の仕事の話をした。
こんな女性が殺伐とした営業主体のこの事務所にいてくれたらいいなあ と思った営業所長の反応が浮かび上がってくるようだ。
②遠方の地方自治体 正職員への応募
県職員市役所職員など公務員志望の男性
28歳。
公務員になりたくて数々の募集に応募してきた。筆記試験はほぼ通過するが面接で不採用が続く。市役所等の自治体試験では 一番有利な条件と言われているのが地元であること。
小さな市や町になればなるほど その地域の住民優先の力学が今も働く。
その地元の市役所職員にも落ちてしまった。
残されたのは遠方の市役所職員の採用試験。
もう今までの結果で不採用慣れしていたので多分今回もダメなんだろうと思っていたら思わず舞い込んだ採用通知。本人がとても驚いた。
あまりに嬉しかったんだろう。その面接の様子を一つ一つ逐語録として書き止め、採用の報告に来てくれた。おめでとうよかったね 今まで大変だったねと笑顔でお話しをするが就職支援の場からは最後のお別れ。その人は帰っていったが 逐語録は何かの参考にと残しておいてくれた。
さてその逐語録、何回か読み直してみたが面接官との平凡な通常のやり取りが多く採用への決定的な会話が見つからない。
とても人柄が良い方だったので人柄を見抜いてくれたのかなあ と思ったが
最後にもしかしてこの会話!というのが1つだけ発見できた。
あなたからするととても遠方の市役所なんですが採用されたらどうされますか?
ハイ、すぐこの町に引っ越してきますが、年老いた父と母も呼んで一緒に暮らそうと思っています。
これだなと思わず笑みがこぼれた。
人口減少に悩む小さな自治体。そこに家族共々来てくれること そして両親を大事にしたい 一緒に住みたいという親孝行な息子、
この印象が強かったので、その自治体として喜んで彼を迎えてくれたんだろうと思う。
良かったね 望んでいた公務員に慣れて 非正規からの脱出も叶った方だった。
面接で採用につながった言葉ベスト
思い出し都度続けて上げていこうと思っています。