20年卒の君へ 勝ち続ける就活生が使っている実践的手法はこれだ
勝ち続けた就活生が使っている基本的手法を今マスターしておこう
今日はかならず役に立つ自己PR の解説をする
必ず実戦で役に立つものを届けたいと思う
志望動機が書けない君 自己PRが下手な君へ
今高校2年生 専門学校1年生 大学3年生、 今から就職戦線に突入する生徒と学生
20年新卒のあなた またはその子供を持つ親御さん
でもしっかり勉強した人間、完成してる人は別だ。
読まなくて構わない。
今まで散々楽しいだけの学生生活を送ってきたのでどこか頼りない君
どこか自信のない君
大丈夫だと自信はあっても本当かと言われると自信が少し崩れていく君
そんな君たちが就職戦線で勝ち続けられる基本を今お話ししておこう
さて話をここから始めよう
高校3年生 男子 とても優秀。
先生方みんなが大学進学と思っていたが、本人は進学を頑として聞き入れない。ただただすぐ就職を決めたいと言う。
3年生最後の3者面談の時にお母さんが打ち明けてくれた。
主人が仕事人間で今までバリバリ仕事をしていたのだけれど何かチームとして結果が出ないことがあって、落ち込む日が続きました。
ずいぶん悩んでいましたが 初めて今日は会社を休む 頭が痛い と言い出したときにはすでに遅くうつ病と診断されました。
今休職中ですが長引きそうです。収入が半分近くになりました。
主人も私も 息子には進学しなさい お金なら蓄えもあるし心配だったら奨学金も使えるでしょうと勧めていますが、心変わりをしたらしく聞き入れません。
名のある大学を出て仕事をバリバリやってきた父の、精気が抜けた姿を見て会社や仕事に希望を持つことを諦めたのかもしれません。
またこうなった家族を見て自分が父の代わりをしなければと思っているのかもわかりません。地元の会社に就職したいと決めているようです。
進路指導の先生、これを聞いた後、優秀な彼を1部上場の地元事業所への就職を勧めた。製造技術職 LINEオペレーターであるが待遇は抜群にいい。大卒なら全国採用でトップレベルの学生しか入れない企業だ。
高卒採用は地元事業所で若干名、これも難関である。彼もこの企業が気に入りその気になった。
さて前置きが長くなったが核心はこれから。
その優秀な彼が履歴書に書いた志望動機の文面がこれだった。
私は貴社の品質第一主義の方針に魅力を感じました。
ぜひ貴社の一員とさせていただきお客様にそして社会に
貢献できる自分になりたいと思い応募させていただきました。
どうだろうか?
さすが高校3年生の中で抜群の成績を収める生徒が書いた隙のない 文章的にもよくまとまった内容である。
でも これを見てもし、なかなかいいじゃない うまいねとあなたが思っていたら落第点。
これは企業には通じない 競争力のないイマイチな内容である。
これを最終的には 本人と話をした中でこう書き直してもらった。
職場に品質に関するポスターがたくさん貼られていた事、説明会で自分の会社の製品に誇りを持っている事がわかりました。
また年配の方も元気で生き生きと働いていて長く勤められそうな職場の雰囲気を感じました。製品と人を大事にする貴社の姿勢に魅力を感じています。
どうだろうか? 初めのものはは文章としては綺麗であるが誰にでもかける抽象的な内容ばかり。
これは訴える力は実は何もないんだよなぁ
それに比べあとの文章は、
わかりました とか
感じました とか、
自分が感じたこと、自分だけが理解したことが書かれている。
これが大事なんだ。自分だけが体験した自分だけの思い、これが自分ですと言うものを表現してぶつけなければならない。
これが自己PR
それから品質のポスターを見たとき、年配者の働く姿を見たときに自分が発見したことが書かれている。品質第一で長く働けそうな職場の発見。
これがね 難しい言葉で言えば企業研究なんだ。
大学のキャリア講義で企業研究という言葉が出てくるが、なあに、難しい解釈をする必要は何もない。
その企業を見て
自分が素直に感じたこと、
自分だけが その企業! に対して思ったこと、
発見したこと 好きになったこと
これが企業研究なんだ
それはオタクの会社に入りたい あなたの会社じゃないとダメなんです、と言う第一希望の表明でもある。
今日の志望動機の書き方についてのまとめ
就職は、一体あなたはどんな人なんですか?が問われることである。
綺麗事の抽象論ではなく
自分の思い 自分の感想など 自分だけ!の経験を具体的に述べる事。
あなたを、自分と言うものをエピソードを交え具体的に表現すること。
私はこういう人間です。
抽象論綺麗事のメッキはいらない。何も飾らない裸のままの君で勝負。
素直な君 そのままを 自分をぶつけよう。