人生が変わる、つまらない仕事への向き合い方
人生が変わる、つまらない仕事への向き合い方
自分の仕事がつまらない
1日の時間の経つのがとても長く感じられる
こんなことやってていいのか俺は
こういうことを日々感じて仕事をしている人、
またたまらなくなって仕事を辞めていく人もいるだろう。
おはようございます 甚平です。
今日はつまらない仕事への向き合い方として象徴的な出来事を思い出したので書いてみます。
お客様相談室に配属された A君がいた。
新人から相談室に配属され4年目、毎日の仕事が苦痛でつまらないと言う。
日々お客様からの電話を受けての応対ばかり。
基本的な操作説明、お買い物相談、そしてクレーム、それが毎日繰り返される。
自分の会社の商品を細かい部分まで覚えていなければならない。商品点数が多いので家にマニュアルを持ち帰って暗記する。それを物分かりの悪いお客様に毎日 説明していく。
クレームになると理屈の通らないクレーマーに捕まった時は大変、いつ終わるとも知れない電話に翻弄されヘトヘトになって家路につく。
もう2ー3年前から異動願いを出しているのに音沙汰がない。この仕事がいつまで続くのだろうと思っている。これが A君。
B君、商品企画部に配属。入社7年目。
商品企画は多くのものが憧れる花形の職場だ。
既に中堅社員として活躍している。
そのB君が異動願いを出した。
その希望先が、お客様相談室。
上司は反対、商品企画で中核になろうとするB君を今離すことはできない。結局希望は叶えられなかったが
B君の思いは本気であった。
商品企画にのめり込めばのめり込むほど、仕事に限界を感じてきた、もっと日々お客様と接していなければ良い商品はできない、お客様と一番近い所、それがお客様相談室だったのだ。
同じお客様相談室の仕事を捉えてもA君とB君、
仕事の捉え方が全く違う。
担当する人の仕事への想いによって全く180度違った姿になる。
ひとつひとつの仕事に、楽しいとかつまらないとかの評価がついているわけではない。
つまらないものを意義あるものに
意義あるものつまらないものに
どちらも人間の捉え方1つで変わる。
有名な話がある。
アメリカの鉄道会社。
2人の男が同期で入った。
仕事は線路の敷設とメンテナンス。
30年経って1人は社長になり、もう1人は相変わらず現場の工事人。
ある時この2人がすれ違って話をした。
おい、 久しぶりだなぁ 社長になんかなって本当にお前 偉くなったなぁ。
昔は俺たち同じ1日10ドルのために働いていたんだけれどなぁ。
社長が言った。
僕は1日10ドルのために働いた事はない。
毎日 今日はどれぐらい工事の距離が伸ばせるかどうしたらお客様に快適な列車の旅が提供できるか、そういうことばかり考えてきたんだ。
捉え方ひとつで仕事の意義が変わるばかりか、人生まで変わる。
自分自身で仕事に大きな意義を見つけていこう。仕事が人生が少しは楽しくなるはずだ。