老人甚平 発熱雑談ブログ 就職支援人類

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沢田研二は社会人じゃない 勝手にしやがれ

沢田研二が7000人集まった公演を観客が少ないからと中止した。「勝手にしやがれ」 ではすまないぞ。        

9000人入るところが7000人になったので少ないから中止したと言う。真相はわからないがこれが本当だとしたら   一体何を考えているんだろう。7000人という数字が何を意味しているのか。遠いところから移動時間と費用をかけて集まってくる、夢と興奮とパワーが、一瞬にして反故になる。観客は一体何が起こったのか分からなかっただろう。チケット代を返金すれば済む話ではない

社会人になるための、社会人として社会で生きていくための心得ってなんだろう。コミニケーション能力とか協調性とか責任感とか、いろいろ言われるが本当に一番 重要なのは基本的な生活態度ではなかろうか。              遅刻をしない 休まない 挨拶ができる、こんな基本的な生活習慣が身についているかどうか、これが人の中で生きていくための資格である。

知的障害者 精神障害者の方が就労移行支援センター等で生きていくための適応能力を身に付ける訓練をするにあたって、何度も何度も繰り返し繰り返し身に付けさせられるものがこれだ。                                                          コミニケーションが苦手で 人との会話なんかうまくできなくたって、返事をするタイミングがいつも遅れたって、仕事をするスピードがとても遅かったって、グループの中に入るのが怖くて一人ぼっちでいることが好きであろうと、それでも、遅刻をしない、休まない、挨拶ができて、コツコツと作業に向かう事ができれば最低限社会人としてのスタートができるのだ。ここに少しでも笑顔が追加できれば満点だ。

こんな基礎訓練がとても山のように高いハードルに見える、それでも毎日苦しい思いをして、社会に出ていく基本を一生懸命身に付けようと学んでいる。そんな人々がいる。   

 7000人の会議としよう、2時間の会議を1人の人間がつぶしてしまった。時給一人当たり1000円  2時間で2000円  それの7000人分だから14,000,000円。往復2時間かけて集合したならばその2倍の生産価値をつぶしてしまったことになる。このような話で  会議にあなたが5分遅刻したらどれだか会社が損をするかわかる?という教え方を社会に出て行く前の学生や生徒にすることがある。大スターにとってはどうでもいいようなお金だろう、でも他人の時間を奪う権利というものはどこにもない。 ましてや1番大きな罪はお金には変えられない 他人からの信頼や夢を奪ってしまったことだろう。だからジュリーは社会人ではない。