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こんな娘になっちゃった あなたの育児育成方針は大丈夫?

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わが娘たちがどんな大人になっていったかの話

女 男 女と3人子供がいるのだが2人が娘

今日はその娘2人のことを書いてみる。

 

1番目のお姉ちゃんはこのブログの「下着騒動」で出てきたお姉ちゃん

https://blog.hatena.ne.jp/ROUJINBEI/roujinbei.hatenablog.com/edit?entry=10257846132642754849

 

学生時代勝手にアルバイトを見つけてきて

まぁよく働くわ。すき家の店員とか医療用検査試料の受け取りで夜間のアルバイトまでやっていた。昔から小遣いはひもじい程度にしかやってなかったので、生活ぶりがケチである。電車賃がもったいないと言って1-2区間ならいつも歩く。

 

娘と2人暮らしをしていた時、食事作りを任せていたが、お父さん今日はお魚がとても安かったよと笑顔。ほう、なんだろうと思ったら10枚100円のあじのひらき、10枚100円だから1枚が10円。とても薄っぺらで小さなひらき。案の定、カサカサで全くおいしくない。よくもまぁ 安さにつられてこんなものを買ってくるもんだ。

 

ある時、内容は忘れたがなにか娘が頑張った事があって、よくやった、今日はお父さんがご馳走してあげる あんたの望むものを何でも食べさせてあげる、何でもいいよと食事に誘った。

娘曰く、KFCに行きたい。KFCにはなかなか行けないんだと言う。その頃の私、KFCが何者か知らなかった。しゃれたレストランかなと思っていたが ケンタッキーフライドチキン の事と知った。

おいおい、せっかくご馳走するんだからもっとマシなもの食べようやと言ったらこれまた娘曰く マクドナルドは500円あればいけるでしょ でもケンタッキーは絶対500円では入れないの だからKFCに行ってみたい。

あっけにとられてしまった。そしてふと思った。

おいおい うちはそんなに貧乏な家庭だったのか、

何と言う健気な娘の節約暮らし。

でもまぁ考えてみれば生活力のある娘ではある。

 

1番下の娘が、北陸のとある県立短大に行くことになった。さて困った下宿代が必要になる。でもまぁ都会ではなくて北陸だから家賃は安いだろうとタカをくくっていた。

学校から生活案内がくる。アパート下宿の案内。なんと1ページ目はセキュリティー

月100,000円、馬鹿にするな、と次々ページをめくるも90,000円とか70,000円ばかり、なかなか数字が落ちない。いやー困ったなぁと思いつつ最後のページに1つだけ、そこだけ抜きん出た格安の月16,000円の情報があった。マンションとかアパートではなく農家の一軒家、そのまま部屋割りをして学生に貸しているらしい。

 

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早速大家さんに電話した。娘なんですけれどまだ空いてますか大丈夫ですか?と聞いた。

大家さんが少し遠慮がちになって 言った。

あのう、構いませんが、実は、

日本人は初めてなんですけれど..............。

 

娘を呼んで相談した。

おうい、部屋はアパートではなく貸し間だ。一軒家の中の6畳1間 畳部屋、実は日本人はお前ひとりで他は皆中国人学生だそうだ。

これでどうだ、ひとりで大丈夫か?と聞く 親も親だが、娘も娘。

うん大丈夫だよ 面白そう、の一言で 娘の親から離れての一人暮らしが決定した。

 

この下宿、結果的にはとてもよかった。

他の人はみんな中国人、  李さん 陳さん 王さん 林さん、県立大学の学部や大学院へ留学している学生さんたち、夫婦で来ている方もいた。みんな真面目で勉強ばかりして時々集まって餃子パーティーなどをしている。

そこで日本人の女の子がひとり、可愛がられて仲間にしてもらってとても楽しく一風変わった学生生活を送ることができたようだ。

 

思えば、なかなか二人とも生活力と生命力があるではないか。よくぞこういう娘に育ってくれた。親がラフで そしてなんといっても適度な貧乏。何もかも満ち足りた生活よりこのくらいがちょうどいいんだ、と貧乏の言い訳をする親であった。

 

自分の娘たちのこの性格 この手の性格がイイなんていう気は家庭それぞれの方針なので 全くないが、重要なのは私 親父にとっては思うとおりのいい娘になってくれた事。出来不出来、完成度の高低、偶然の要素等ありみんなうまくいくわけではないが、世の親たるもの 子供にこうなって欲しいと思う願いは貫きたい。

 

それに近づくための要因・ポイントを考えてみた。
①うるさい恐い親父になる
世の中には恐い人 うるさい人がいた方がいい
現在の子供たちは世の中に恐い人がいない。
学校の先生、お医者さん、近所の頑固じいさん、いたずらグループの親分、番長、そして親父、昔は周りに恐い人がいっぱいいた。いまは誰もいない。学校の先生が生徒に遠慮する時代。せめて親父くらいは恐くてもいい。自分の勝手・思うようには何事もいかないことを知らせてあげよう。

②注意や小言を伝える
誰からも注意 小言を受けたことがない若者が多い。
電車の中、携帯で音楽を楽しんでいる女子高生がいた。スピーカーから大きな音漏れがうるさく周りの人が不快になっている。駅に着き人が少なくなった時を見計らって注意を与えた。その反応の素晴らしさ。すぐイヤホンを外し まっすぐこちらを見て。「すみません、全く気がつきませんでした。今後本当に注意をします」と深々とお辞儀。
文句を言いたかっただけなのに、この素直な反応に驚いた。いい子である。
たぶんこんな些細なことでもあまり注意というものを受けたことがなかったのかもしれない。もしそうだとするとこんなに素直な子供たちに正しい注意を与えたら いろいろ吸収してくれるんだと思った。 注意をして刺されてしまう事件もある昨今、それでもせめて自分の子供 近所の子供くらいは注意・指導を与えよう。長く生きている それだけで偉そうする何ものかは持っている。

ブログ参照 別項

昭和の親父が娘を教育する方法 - 老人甚平の就職支援記

③子供や孫に好かれようと思うな
好かれよう、友達のようでいたいと思うあまり優しくあまい関係しかつくれない親や、場合によっては会社の上司で部下に好かれたいとだけ思っている人がいる。
成長しない関係になる。特に会社では成長しないことは論外だ。緩くて使えない集団になる。


妻が文句を言う。孫の世話は私だけが一生懸命見ているのに なぜ何もしないあなたになつくんだろう。それは多分よく注意したり文句を言ったりでうるさいと思われているが、でも子供心に何か納得するものがあるのではないか。そんな怖いうるさいジィジも時折笑顔を見せるので反動で好きになってくれるのかもわからない。

④何があっても愛情。

この気持ち これさえ感じてくれていれば喧嘩しても嫌がられても離れていっても最後はつながっていけると信じている。

 自信を持って親父になろう

f:id:ROUJINBEI:20181105202603j:plain道は遠いが頑張れる