水泳岩崎恭子さんの離婚は大人の決断。片や悲惨な子供の離婚がある。
水泳岩崎恭子さんの離婚は大人の決断。片や悲惨な子供の離婚がある。
水泳の岩崎恭子(40歳)さんの離婚報道がされた。バルセロナ5輪の競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリスト。31歳の時結婚した相手ラグビー元日本代表斉藤裕也氏と離婚した。
離婚協議中に他の男性との不倫もあったことを語り、見識のある大人、一児の母として、軽率で恥ずべき行動だったと謝罪したという。
バルセロナ5輪の当時、今まで生きてきた中で1番幸せです、と言う言葉が有名になった。
当時は14歳、とても可愛いかったと言う思い出が今もそのまま焼き付いているが、あれからもう26年も経ったことになる。
まるでアイドルのようであった岩崎さんの離婚はとても残念である。
だけど岩崎さんはもう大人、14歳のあどけない少女ではなく、31歳で結婚して今は40歳。本人が有名人だけにいろいろ報道や細部までつつくような憶測が飛び交っている。だけどここはいろんな葛藤はあったものの 大人としての反省と決断、それを静かに尊重したい。
このような大人の世界の離婚とは別の世界が今の日本にある。
就職支援の窓口で出会う若い男女間の問題だ。
窓口相談を始めた頃、27歳の母子家庭のお母さんが相談に来た。ああ、27歳で既に母子家庭。死別か離婚か聞く訳にはいかないが、彼女のこれから先の人生を思う時 まだとっても若いのに.........辛いなあと思ったことを思い出す。
だが以降 とんでもないことが続く。シングルマザーとして窓口に来る女性の年齢が、25歳22歳20歳、不思議と順番通りに下がってくる。初めは27歳のお母さんに驚いていたのにそんなレベルじゃなくなってきた。
18歳の女の子の話にはたまげてしまった。
高校3年生の時に妊娠しました。公立の高校だったので学校に置いておけないと言われ、通信制の私立高校に転学しました。卒業後赤ちゃんが生まれました。母が面倒を見てくれますが私は働かなくてはなりません。彼は妊娠が分かった後、逃げていなくなっちゃいました。
40歳を過ぎたと思われる男性がすごい剣幕で就職相談フロアに入ってきた。大声を上げる。
うちの17歳の息子がここに仕事を探しに来てるはずだ。来たら捕まえて連絡してくれ。
彼女に子供ができたから高校を辞めて仕事を探すと言って家を飛び出した。こんなバカな話を認められるわけがない。息子が来たら絶対に仕事なんか勧めないでくれ。
結婚後旦那がお金にだらしないことがわかり金の催促で追われるようになり離婚した方もいた。
そんな理由のある離婚もあったが、離婚以前 結婚までも至らない あまりにも若すぎる男女の結末が多いことにあっけにとられた。
岩崎恭子さんは、今回の離婚について反省や謝罪を含め 自分の意思として表明できる大人の世界に住んでいる。
しかしこの若すぎる男女の結末、それらがこの日本で おきているという現実。
これはもう大人の世界ではなく、子供の世界だ。 性にコントロールが効かないまま 将来への土台の支えもなく子供のままで大人になろうとしている。
本来 人間は発情期などなくて、いつでも発情できる珍しい動物らしい。
他の動物は時の経過の中で発情期がプログラムされていて、交尾の儀式が終わると後はなにもなかったかのような平穏がおとずれる。
唯一人間だけが、フルタイム発情期。神が人類の繁栄を他の種と比べ圧倒的優位にする為に 組み込んだものだという。
しかしそれだけに本能のまま任せておくと社会秩序なんぞ吹っ飛んでしまうという大きな陥穽がある。人間の性の問題は人間である故に おおらかに放置しても良いという観点は微塵もない。
何らかの規制や躾が必要であろう。
いつからこんな子供の世界ができてきたのだろう。本来の日本はもっと道徳性に満ちていたはずだ。
古来の日本の教育は型から始まった。
柔道でも剣道でも、技を磨く心を磨くには まず姿勢や技の形、型の習得に時間をかける。型の充実があってこそ後から気というものが充実し上達するといわれる。
だらしない服装や姿勢の子供たちには、まず背筋を伸ばし身なりを整えることを勧めよう。身なりとは見た目、見た目が大事なんだ。
こう言うと純情な子供たちは見た目より内面 精神ではないですかと反論する。
そうでは無い、あくまで見た目が大事なんだ。初めから気持ちや心を改めようとするから難しくなる。見た目 型を整えるとおのずと外から内面が良化される。整った見た目のようになろうと心が後から追いかけてくるようになる。
クリスマスには2人だけで過ごすのが当たり前。エッチしたの? まだ?
そんな軽々しい煽るような事がメディアを通じて大量に流されている。
慎まなくてはならない。
メディアが止められなければまず親から家族から先生から、自分の周りの身近なところで子供たちに正しい型 あるべき形を教え導いて行くことから始めてみよう。